2009年 カイラス山を巡る
 
 ラサからヤルツアンポ川に沿ってランクルで6日間走り続け、トレッキング出発点タルチェンにたどり着いた。走り抜ける車窓から見たチベット高原は、想像を超えたとてつもなく広大な草原だった。天空に浮かぶ白い雲は、様々な形をおりなし、孫悟空のキントンウンもかくやと思わせ、雲に乗りたいなどとロマンチックな気持ちにひきこまれていった。   (2009.8.26−9.14)         map



チベットで最大の巡礼地、聖山カイラス。 しばらく待ったがこの絶好の場所でのトップの撮影は時間切れ。



ラサの中心ポタラ宮殿



宮殿の周辺は現代化した街並みが。



ジョカン寺やセラ寺、デプン寺前等では
五体倒地の巡礼者の姿が絶えることがない。


ジョカン寺の周辺には露天街八廓街バ ルコル



デプン寺に入るのに順番待ち



デプン寺の岩に描かれた岩絵 



寺院裏の岩山にはタルチョ(経文旗)がはためく。
右下の網には夏のショウトゥン祭に
大タンカ(42mX34m)
が掛けられる。



マニ車(内部に経文が入っている)が通りの両側に
並んでいる。回転させた数だけ経を唱えるのと
     同じ功徳があるとされる。
。回転させた数だけ経文を



訪問した民家の壁にはヤクの糞が・・・。
乾燥させて燃料にするという。



3日間のラサ見物を追え、ヤルツアンポ川に
沿ってランクルでカイラスへ向け出発



5,000mの峠を越えて、街にたどり着き
レストランで昼食



刻々と変る車窓、点在する畑、ピンク部分はソバ畑。




長い距離を走って時々現われる村落。
住民はいま放牧に出かけており人影はない。



広大なチベット高原をランクルで走るが、
やはり人影はない。



鳥葬の丘、チベットでは今も95%が鳥葬である
とガイドが説明してくれた。


羊の放牧。たくさんの山羊や羊の放牧を見る。



いくつもの5,000mを越す峠を越えるが
そこには必ずタルチョがあった。


ここは上海から5,000kmの地だそうです。



舗装された道路も終わり、
時には川の中も走っていく。


チョモランマが見えた。



いたるところで放牧が。ヤクの放牧を見たのは
初めてだが、車は止まってくれず写真は断念。



羊の放牧



国境の山



国境の山



湖の側に立てられたていた看板



 果てしなく広がる草原



青い空と白い雲 



雲に覆われた山



悪路を走るので何度もパンクした。



ようやく姿を現したカイラス山



インドから来たという巡礼者達の集団 はじめに
僧侶がお経を唱える。遠くにはカイラス山



沐浴の準備 沐浴後の焚き火の場所もあった



順番に沐浴を行う。マナサロワール湖
(標高4,588m)
での沐浴はカイラス山巡拝に匹敵するという。



そろそろと湖に入っていく。水の冷たさは
想像を絶する。



この冷たさに耐えられるのか 
ここで命を落としても本望という


沐浴を終えた僧侶



雲流れる聖山



天空にもタルチョが。



巡礼の基点となるタルチェン



カイラス山の一部


前山に隠れたカイラス山、頂上のみ望まれる



荷物を運ぶヤク
  
ドルマ・ラ峠(5650m)を越えて行く荷を



タルチョはためくドルマ・ラ峠


ヨクモ・ツオ
ドルマ・ラを下る途中にある湖



カイラスを五体倒地で廻る巡礼者。
酸素が薄い状況で、これ以上の
過酷な修行はない。


雲に覆われたカイラス山



歩いて巡礼する多くのチベット人に出会った。



カイラスに続く稜線



カイラスを回り込んで来た



マナサロワール湖



多くの無名峰



雨季はまだ明けていない?



絵になる風景



ヤルツアンポ川に沿って車は走る



湖も多かった



無名峰?



とてつもなく広大な草原



山名を聞いたが記録していなかった



チョ・オユー(8201m)



数少ない水葬場



車をとめていたら子供たちが集まってきた



どの峠にもタルチョがはためく



      おびただしいタルチョが・・・。1周52kmのカイラス巡拝の最高地点ドルマ・ラ(5650mの峠)
チョで覆われる
カイラス山