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今まではネパールの山々をはじめブータン、インド、中国、パキスタン、等トレッキングしてきましたが、キャンプ生活がだんだ んと厳しくなってきて、そろそろもう少し楽なとこへと思っていたところ、所属する山の会の60th記念行事の一つとしてイタリアの ドロミテ山塊が企画されたので良い機会と思い参加をきめました。 そんなとき、今年4月にネパールの首都カトマンズ北西77km付近、ガンダキ県ゴルカ郡サウラパニの深さ15kmを震源として 発生した地震で、この地震の強震によってネパールでは建物の倒壊、雪崩、土砂災害などにより甚大な被害が発生しました。 山の会としてもネパールには個人的にもクラブ山行としても何回も出かけていて、現地のガイド、シェルパ、ポーター等々お 世話になりました。早速に義援金を集めて、会としては日本山岳会へ、個人としては支援トレッキングに参加のお馴染みのツ アーガイドさんに募金を託して届けていただくことにしました。復興には長期間かかると思われますが、今後も支援活動を続け ていきたいと思います。 ドロミテは岩峰群を背に緑豊かな丘にお花が咲き乱れた美しい山村風景が思い浮かびました。 ドロミテとは18世紀末に初めてこの地質を研究したフランス人学者の名前に由来し、地質学的にはこの岩石をドロマイトと呼び 浸食作用によって生まれたと云われています。 垂直に切り立った岩山は独特の景観を呈していて、西の基点はオルティセイ、東の基点はコルチナダンペッツオ。イタリアの 北東に広がる山々がドロミテ山塊と呼ばれています。 私たちは、はじめにオルティセイを起点に、3日間アルプ・デ・シウジハイキング 、ラツシエサハイキング、セシーダハイキン グを行い、その後はコルチナダンペッツオに移動して、3日間をボルドイ峠付近ハイキング、テンクエトーレハイキング 、 ドライ・チンネハイキングをしました。 標高はせいぜい2,500mくらいで岩峰群に囲まれた広大なお花畑は目を見張るほどの美しさで、ヒマラヤの4,000m級に咲く神 秘的な青いケシや地面に這いつくように咲くエーデルワイスとはまた違った、今までにはじめて出会う期待以上の素晴らしい ところでした。 Map |
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お花畑 | アザミ | カンパヌナラ・バルバタ | ノコギリソウ |
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シレネ ブルガリス | サッソルンゴ | ムラサキツメクサ | リンドウ科 |
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牧場 | カンパヌナラ・グロメラータ | マツムシソウ | ルピナス |
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フウロソウの仲間 | アスター | シャジクソウ | アルペンローゼ |
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フウロソウの仲間 | サクラソウ | タマキンバイ | シオガマギク |
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ペディクラリス・トゥベロサ | クリスタルロ | パパヴェル・ラエティクム | ドリアス・オクトペタラ |
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アルペンローゼ | エーデルワイス | エーデルワイス | ドライチンネ |
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サクラソウ科 | タマキンバイ | シレネ ブルガリス | トリフォリウム プラテンセ |
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アルペンローゼ | スピノシシムム・アザミ | テガタチドリ | ゲンチアナ・ベルナ |
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フィテウマ・オルビクラレ | キキョウ | ゲンチアナ・コキアナ | サッソルンゴ |
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カンパヌナラ・バルバタ | リリウム・ ブルビフェルム | フィテウマ・オルビクラレ | スピノシシムム・アザミ |
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ペディクラリス・トゥベロサ | ルリカンザシ | アコニツム・ウムブロサム | リリウム・マルタゴン |
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参照: 釜口邑江確認「ドロミテ植物一覧表」 : 小野 幹雄・林 弥栄監修 「原色高山植物図鑑T・U」 : ヨーロッパ高山植物コレクション ネットより 他 Flora Alpina 「Alpenblumen 」 |
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![]() PHOTO by ©Harumi |