ギアナ高地 カナイマ国立公園 ロライマ・トレッキングと アウヤンテプイ(エンジェルフォール)
 2014/11/24(月)~12/8(月) 
 12月1日(月)快晴14℃ ロライマ頂上 (トレッキング) リオ・テック 約13k/約7時間
 4:00 夜明け.テントの外に出る. 朝食、荷物整理、スタッフがテントなど収納. 6:30 出発 
7:00 下山口. エリオを先頭に細心の注意を払いながら岩石の間を急下降. 7:30 滝を見下ろす地点で小休〜7:34
ここから一気に滝下まで水がチョロチョロと流れるゴロゴロの石の上をザクザクと降る. 上から滝が雨のように降り注ぐ. 幸い天気続きで落ちる水が少なく、雨具を着けるほどではない. 再び急登となるが周囲に木が茂り心理的には楽だ. 7:52 小休~7:58 再び下り、そして急登.

8:10 テラス状の台地. ロライマの<カー>直下である. グラン・サバンナ、クケナンが見える. クケナンの滝に虹が架かる. スタッフも初めて見たそうだ.ここで登山者が必ず休む. 山頂では人一人会わなかったが、ここでは往路でも数人が足を止め、皆ニコニコ、甘い物を分け合ったり、出身地を問うたり問われたりとても友好的だ〜8:25  再び急下降、そして急登。

8:53 水場 岩と苔の間を小さな滝となって流れる. 生水は飲まないことにしているが、皆当然のように口に含み、ペットボトルに注ぐ. 昔は日本の山でもこのようにしたものだ〜9:12 森林地帯を抜け、段差の大きい急下降となる. オレンジ色の土は抉れ、むき出しで滑りやすい. 往路と同じ道だろうか、思い出せない. 急下降が終わり、やや緩やかな下りとなり、グラン・サバンナが草叢を通して遠望される.

日差しが強い. 再び森林地帯には入り、道は湿り、ぬかるむ. 10:33 水浴場. ここから再び根がはびこり、ぬかる道を登る. 10:45 BC 着. 昼食の用意がされたテントには冷たい風が吹き抜け心地よい. サラミ、ツナサラダのオープンサンド、そしてよく冷えたピーチティーのなんと美味しいこと!~11:25  潅木と草叢の間の道をグラン・サバンナに向かってリズミカルにどんどん下る. 12:32 小休 振り返るがBC はもう見えない. 日差しがかなり強く、暑い〜12:45  20人ほどのグループが休んでいる脇を通り過ぎる. 疲れ切った様子の人もいる. 私たちにはだらだらした下りだが、登りとしては長く辛い. 道は固く乾燥し、小石も岩もない. リズミカルにスピードを上げる. 13:37 小休 やや傾斜のある道を下り、それからゆるやかな丘を登る. 教会が漸く点からそれらしい姿となって見えてくる.

14:20 リオ・クケナン第二キャンプ場着. かなりの人々がテント張りなど右往左往している. 14:25  渡渉場. 太陽が照りつけ、川辺には水着姿で歓声をあげながら水浴びをしている人々、ガイドに助けられなが渡渉する人などが行き交い大にぎわい、3日前とは大違いだ~14:48  岸辺から一気に急登し、台地に出る. だらだらとトラバースしながら下る. もうかなり疲れている. リオ・テックのキャンプ地ではビールが飲めるかもしれぬという希望に支えられて歩む. 漸くリオ・テックを渡渉し、また少しの登り,これが辛い.

15:18 リオ・テック 第一キャンプ場着. ビールが待っていた! 元気が出たところで、陽が沈まないうちにと,リオ・テックに下り浅瀬を選んで水浴と洗濯. 外国人もやってくる。 キャンプ場には10張り余りのテント、日本人グループ(一昨日ヘリでロライマに登頂し, 昨日はBC泊まりとのこと)のテントも. 夕焼けが美しい.

18:00 夕食. 巨体のスペイン人が同席. 彼はロライマ登頂を諦めここに一人で居残っているとのこと. テント場は あちこちでランプの下で夕食を囲んでいて、賑やか.
 
グラン・サバンナ
 
リオ・テック渡渉

夕焼け
 12月2日(火)快晴  リオ・テック(トレッキング ) パライテプイ村 (専用車) サンタエレナ 
 
路傍の墓
 
巨体のスペイン人と
 
ワダカ・ピアポとカラウニ・ウルワニ
 6:10 出発. しばらく登りが続く. 天気良く、暑い. 6:43 小休 右手にワダカ・ピアポとカラウニ・ウルワニが遠望される.

7:00 登り切って一休み. クケナン、ロライマを振り返る. ひたすら歩き続ける. 路傍にマリヤ像が祀ってある小さな家型の祠が一つ, 墓らしい. 私たちより先に出発した巨漢のスペイン人に追いつく. 7:53 谷に下り、再び登り草原に出たところで小休.
8:17 谷に下り、再びゆるい登りが続く.  
草の背が高くなり、風通しが悪く暑い. 9:17 パライテプイ村の見える丘. 追いついたポーター達としばらく広大な風景を楽しむ〜9:37  丘を下り、再び草原の登りが続く. スキーができそうな斜面ね、と冗談を言いながら. 人里が近くなったのか、犬を連れた子供たちと祖母らしき恰幅のよい女人が下ってくるのに出会う. 10:43 村に到着. 

事務所前の休憩所で、ビール、コーラを飲み干す. 11:30  アルバンさん、ポーターさん数人とお別れし、カルロス運転の専用車で出発. 12:20 サンフランシスコ デ ユルアル着. 道路沿いに3,4軒土産屋が軒を連ね、テーブルが並ぶ. 

土産物屋内を一巡している間に昼食の用意が出来る. 牛肉、豆、フライドバナナの煮込み、インディカ米の盛り合わせ. 好みで現地の激辛のソースを数滴垂らす.リオ・テックキャンプ地で会った日本人グループも到着, 彼らの昼食はローストチキン.

店番の坊や

 仲良し姉妹
13:18  再び出発、13:25 沿道の巨大なゴミ箱にゴミを捨てる. 14:15 サンタエレナ ホテル Petoi Campに到着. ポーターさんとエリオと別れる. 先ずは洗濯. 裏庭にロープを張り、Tシャツなどを干し、靴、トレッキングバック、ザック、シートなどを広げる. 夕日が赤々と美しい. テラスの椅子に座り、遠くテーブルマンテインを眺めて過ごす. 小虫が痒い.