6月13日(土)  晴れ、一時雨

 3時30分ホテル出発。まだ真っ暗だが、街路灯の下、屋台で食する人もちらほら。19世紀に建てられたいう堂々した西欧風白亜の中央駅をすぎ、やがてブルーの光の宝石がちりばめられ、キラキラ瞬く巨大なネットの中に吸い込まれる。超近代的なスワンナプーム国際空港である。ホテルで用意してくれた朝食ボックス(リンゴ、パン、ジャム、ジュース)をカフェの片隅で開ける。美味しくないなぁ~。

 5時44分 バンコック発。女性客室乗務員はブータンの民族服キラ姿。

 8時08分 ダッカ着 約2時間も待ち数人のインド人が乗り込んで10時22分漸く離陸。11時07分パロ着。ここでも豚インフルエンザ対策としてゴの上に赤十字の付いた胴衣を着た職員がパスポートコントロール前で到着客の額に鉛筆状のものを掲げる。カチッと赤い光が点灯する。熱を測っているのだろうか。そんなに早く測定できるのかしら。換金は今年から日本円から直接出来る。どんな大金もすべて手作業で、数え直しもしない、レート票、領収書もない。

 12時 専用車でパロ市内のホテル・ジグミリンHOTEL JIGMELINGへ。メインストリートより一本入った3階建てのこじんまりしたホテル。一階はレセプションと食堂、2階、3階に各6室。ツインまたはダブルベットでトイレ・バス付き。ベットカバーはブータンの織物。調度品は机、解放式のタンスと肘掛け椅子、電話、ベットスタンド。ブータン風壁装飾はなく、真っ白のカーテンがさっぱりとしている。部屋割後12時30分昼食。ビュッフェ式。
                        
 
テーブルセッティング 取り分けた料理  博物館からパロを見下ろす
専用車で一気に山の中腹にある博物館へ。前庭には昨年は花期が終わっていた金宝樹(通称ブラシ草)、エニシダ、バラが丁度最盛期で明るく華やか。 簡単に展示物を一巡して、パロゾンに下り、裏門から入る。二度目の訪問なので感激が少ない?広さもさほどでもない?参道をくだりながらパロゾンを見上げるけれど、堂々とした存在感がかんじられない。何かと前回と比べてしまう。町外れの弓競技場でしばらく試合見物。雨が降り出す。
 16時 ホテルに帰着後アフタヌーンティ。雨も止んだので、夕食(18時30分)まで街に出る。去年の記憶を頼りに店を覗く。
 
BHUTAN2 2009