3時30分ホテル出発。まだ真っ暗だが、街路灯の下、屋台で食する人もちらほら。19世紀に建てられたいう堂々した西欧風白亜の中央駅をすぎ、やがてブルーの光の宝石がちりばめられ、キラキラ瞬く巨大なネットの中に吸い込まれる。超近代的なスワンナプーム国際空港である。ホテルで用意してくれた朝食ボックス(リンゴ、パン、ジャム、ジュース)をカフェの片隅で開ける。美味しくないなぁ~。
5時44分 バンコック発。女性客室乗務員はブータンの民族服キラ姿。
8時08分 ダッカ着 約2時間も待ち数人のインド人が乗り込んで10時22分漸く離陸。11時07分パロ着。ここでも豚インフルエンザ対策としてゴの上に赤十字の付いた胴衣を着た職員がパスポートコントロール前で到着客の額に鉛筆状のものを掲げる。カチッと赤い光が点灯する。熱を測っているのだろうか。そんなに早く測定できるのかしら。換金は今年から日本円から直接出来る。どんな大金もすべて手作業で、数え直しもしない、レート票、領収書もない。
12時 専用車でパロ市内のホテル・ジグミリンHOTEL JIGMELINGへ。メインストリートより一本入った3階建てのこじんまりしたホテル。一階はレセプションと食堂、2階、3階に各6室。ツインまたはダブルベットでトイレ・バス付き。ベットカバーはブータンの織物。調度品は机、解放式のタンスと肘掛け椅子、電話、ベットスタンド。ブータン風壁装飾はなく、真っ白のカーテンがさっぱりとしている。部屋割後12時30分昼食。ビュッフェ式。
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