ギアナ高地 カナイマ国立公園 ロライマ・トレッキングと アウヤンテプイ(エンジェルフォール)
 2014/11/24(月)~12/8(月) 
 11月24日(月) 羽田空港 22:00 集合   
 羽田空港 22:00 集合  出発便は翌25日午前0時30分、集合は前日の深夜である. このことを何度も念を押される. かくして無事、全員が間違いなく11月24日22:00 羽田空港国際線ターミナルに集合した.
 11月25日(火) 羽田発 0:30 エールフランス機(AF 293) 所要時間13 時間(時差ー8時間) パリ着CDG空港05:30
  (現地時間)  パリ発10:55(AF368)  カラカス着15:30 カラカス発23:56 国内線 プエルトオルダス着   
  フランスの夜はまだ明けず、外は暗い、空港内も人がまばらで肌寒い. 乗り継ぎ便の出発まで6時間余りあるがカラカス行きのゲートに直行. 時間潰しに殺風景なコンコースを探索、美味しそうなキッシュ、フィロ、ピザ、タルトなどが並ぶ、洒落たスナックバーを見つける. 懸田さんの手持ちのユーロでキッシュとフィロを買い、スタンドで食す.

 8時すぎ白々と夜が明け始めるが曇天. いつの間にか人が増える. 南米行きゲートなので、南米系の人たちだ.
10:55 定刻出発. 乗客の多くは大きな目にハッキリした黒いアイシャドーを施し、立派な胸とお尻の女性たちとそれに負けじと腕っぷしが強そうな男性たち. 一人旅らしき老婦人を隣席の若者がなにくれなく面倒をみている. 日本人青年だったらどうだろうか、と印象に残る. 所要時間10時間5分(時差 ー5.5時間)

 15:30 (現地時間)カラカス空港着. 空港は大きなツリー、出入り口には花つなぎなどの伝統的(昔風とでも言うか)クリスマスの飾りつけがされ、壁にはチャベス大統領の大きな写真が貼られている。人でごった返す。空港警備員に誘導されて中国人出稼ぎの人たちの長い行列に投じられるが行列は一向捗らない. 別室で荷物検査らしい. 交渉の末ようやく別の入り口から入室するが、トランクを開けて見せるだけ、なんのための行列、検査だったのかさっぱりわからない
 
 カラカス空港
 出口には迎えの人が鈴なりだ。現地エイジェンシーの女性スタッフと合流. 国内線空港に向かう専用車が、溢れる人と車に阻まれ、なかなか来ない. 空港の外は道路を隔てて、すぐに低山が迫り、斜面には家が密集している. この丘?の向こうはカリブ海だそうだ.
国内線の手続きに1時間ほどかかり、搭乗まで4時間あるので夕食の店を探しながら、コンコースを往復. ハンバーガーやピザの店のみ. 杉さんにピザを買ってきてもらい、みんなで食す.  搭乗時間になってもなんの音沙汰もなし. そのうちチーズ、ツナ、ハム入りのペイストリーとコカコーラなどの飲み物が準備される.
30人ほどの乗客は皆、メールしたり、おしゃべりしたり、眠ったり、大人しく待っている. お腹もいっぱいになり、私たちもしばらく静か. 隣のゲートにも人がいなくなり、待合室の掃除がはじまる. 23:56 漸く搭乗。1時間の飛行でプエルトオルダス着
 2時近く、ホテル(Eurobuilding Guayanaユーロビルデイング・グアナヤ)に到着. ロビー中央には華やかに飾りつけられた巨大ツリーが聳え、レセプション、出入り口、手すりなどにも伝統的なモールや花飾り、マリア像が置かれる. 商業化したクリスマスに馴れた日本から来ると、この国ではまだ宗教的行事として祝われていることに気づかされる. 急いでシャワーを浴び就寝. 東京からパリ、そしてついにベネズエラに到着、過去に経験した一番長い一日だった.