7月3日(火)タイ新国際空港と空港内の豪華ホテル

 9時30分 成田国際空港第2ターミナル集合 11時離陸  15時30分(現地時間)バンコック着。昨年秋開港した、パリ・ドゴール国際空港を思わせるガラスと鋼鉄の近代的な大空港に目を見張る。

 今夜の宿であるノボテル(NOVOTEL)は空港内施設で、ターミナルビルのすぐ目の前にある。ホテルのロビーは東洋一(?)広いそうで、四階までの吹き抜けで、ほぼ正方形、周囲二面(東西)には客室の窓が並び、南北面は外部に面して東西の両翼の客室を繋ぐ透明な渡り廊下になっており、飛行場が見渡せる。

 中庭には大きな二匹の魚の口から水が滝のように落ちるプールを中心に、周囲は椰子、マンゴの樹、ジャスミンのような南国の植物、ランや蓮、その他水辺の花が巧みに配置され、それらの間に寝椅子が置かれ、タイ風のバンガローには飲み物の用意がされている。水の音以外に何も聞こえない静寂な人工楽園である。とても空港内とはおもえない。この中庭の向いにはトレーナーが配置され、設備の整ったジムがあり、現代の富裕層“国際ビジネスマン”達が筋トレや、トレッドミルに励んでいた。スポーツ着や水着を持ってこなかったことが悔やまれた。

 夕食は一階のレストランでバイキング。タイ風料理を中心に西洋風、中国風、そして日本はお寿司、南国の果物、グリル、デザートとみんな試してみたい誘惑に駆られた。先ずはお寿司ではじめ、なるべくタイ風料理を試みた。笹の葉で巻いた一口サイズの外郎のようなタイのデザート菓子が愛らしく、美味しかった。  ネパール入国前の贅沢な一夜である。
 
ランタン紀行