7月2日(水)雨 メコノプシス・スペルバの谷間。チェンゼラ峠、ジャナ・ジンカ寺をへてハへ
 
  7:40 出発。年配のルンジさんは盛んに右肩を上下に動かしている。昨日石投げをやりすぎて痛いのだそうだ。キプチュさんも右腕をさすって照れ笑いしている。
出発の準備下方のキャンプ地と後方にチェンゼラ峠を見るく



キャンプ地ユロ



最後の出発を前に足を診てもらう

7:50〜8:07 シャクナゲが焼き払われた斜面下にメコノプシス・スペルバの咲く谷間がひろがる。20本余り。

 

メコノプシス・スペルバ



小型シャクナゲの道を峠(鞍部)に向かう



峠のルンダとチェンゼラ第二峠方面

 小型シャクナゲの道を谷を巻くように進む。ゆるやかに、おおらかにうねるように続く山並み。8:40 峠(4149m)着。このまま左下方に下るとトレッキング2日目(6月27日)のランチを食べた草原に出る。上部の頂上を越えた向こう側にはチェンゼラ第二峠(4121m)がある。

 5日前ヤク小屋跡で昼食を食べた草原を右眼下にみながら尾根道を辿る。上から見ると随分狭く見えて意外に感じる。それだけ周囲の風景が大きいということだ。9:30 分岐点を通過するが全く覚えがない。9:50 左手の斜面につがいのニジキジ。しばらく観察する。間もなくチェゼラ第一峠(3836m)方面に飛び立ち、私達も追うようにして峠に向かう。

ここから森林地帯にはいる。5日前写真を撮ったメコノプシスは花が終わっている。10:59 第1キャンプ地ウツォカムを通過。見覚えのある木の洞や雷に焼かれた木々や花々。かなり疲れてくる。11:30頃私達の馬が追い抜いていく。積み荷は軽くなって楽になったかしら。

12:00〜12:40 第一日目と同じ場所で昼食。まもなくジャナ・ジンカ寺。裏手の焼けた建物を解体中。寺の裏から降りる。そこで後藤さん達の友人山下さんの一行に出会う。メコノプシス・スペルバ探索に出発するところだそうだ。

下りの道はこの辺りも雨が続いたと見え、赤土はツルツル、時にはぬかるみとなり、その上樋状の急な勾配で最後まで息が抜けず大変なおもいをする。15:00集落の出口でドライバーさんがエクレアやチョコレートケーキ、カップケーキが一杯つまった箱と飲み物を用意して待っていた。

15:30 リスム・リゾート着 ドツォに入る。夕方虹が架かる。


ジャナ・ジンカ寺裏手



ゴに着替えたキプチェさん
ブータン