7月3日(木)晴れ 弓場で試合見物、ティンプーを経てパロへ
 
   トレッキングを終え、いよいよ帰り支度である。私達の好奇心は観光と買い物にシフトしはじめる。従ってパロにはチェレラ峠を越えず、ティンプーを経由して戻る選択をする。
村の弓場で試合があるというので国技を見物することにする。  

8:10 専用車で出発。 8:15〜30 金網越しに弓試合見物。仕事を終えた私達の馬方さん2人もゴに着替えて出場している。年かさの馬方さんは私達を見つけて挨拶に来る。この日は皆アメリカ製の弓を使用していた。
出発の準備下方のキャンプ地と後方にチェンゼラ峠を見るく



弓を射るシャイな馬方さん



的に当て喜ぶ

 ティンプー・チュに沿った簡易舗装の道を行く。ところどころに小さな村落があるだけの谷間の道が続く。
11:21 インドへの道の分岐点を通過。標識などが国際仕様のハイウエーとなるが、牛や犬が傍らを悠然と歩いている。次第に家が多くなりティンプーに入る。外見は伝統的な装飾を施したブータンの建物だが、4〜5階のアパートメントになっている。個人宅は少なくなっているという。

 市内は車も人も、建設中の建物も多く雑然とした印象を受ける。洋服を着ている人も半分ほどか。
12:00〜13:00市内のレストランで昼食。西洋風ではあるがトレッキング中の食事内容と余り変わりない。
13:10〜14:20織物博物館、エンポリウム(政府直営土産物店)。
15:00 ティンプー発。15:40 インドとの分岐点を通過して、パロ方面の道に入る。順調にパロ・チュに沿った谷間を走るが、パロの家並みが見え始めた辺りでストップ。16:15〜40 道路工事による渋滞。出稼ぎのインド人女性が屈んで手にもったブラッシで道路の泥を掃き出している。なんとも悠長である。16:53 サムデンチョリン ホテル着。
ブータン