2012年9月10日(月)~12日(水)
9月10日(月)ワンワンロッジ9:00発  フェアバンクス12:30発 AS184 国内線
アンカレッジ13:10 着 フラットトップピーク・トレイル
 
5:00 起床。階下に下り荷物を作り洗面をして森に散歩に行く。霜で畑は真っ白だ。戻るとみんなも起き出している。懸田さんの朝食の準備を手伝う。お餅、大根の皮の炒め、キャベツと水菜のポン酢和えなど残りものを上手く使う。7:00 朝食。片付け、掃除を終えてから出発まで再び森へ、杉さんの泊まったアラスカ風ロッジ、犬小屋、サウナ小屋など写真に納める。

 9:00 舟津夫妻と記念撮影。恭江さんがお土産に犬用のソックスを下さる。船津さんは犬ぞりのレーサーを一昨年引退、犬も全て手放してしまった今、せっせと手作りしたソックスだけが手元に残っているので、記念にと下さった。携帯ケースにちょうどよさそう。

 車2台、舟津夫妻と出発。フェアバンクスに近づくにつれ、車線が増え、街灯も、歩道橋(木製!)もある。9:45 コーヒー専門店に寄り、昼食用にサンドイッチを買う。10:08 射止めたムースなどを解体してくれる店へ、ここは鮭も処理してる。目当てのユーコン河産の鮭は不漁で入荷がない。 10:45 シラカバシロップを買うため、シラカバ製品専門店に寄る。そして11:10 空港着。ここで舟津夫妻と別れる。


犬小屋とサウナ小屋


フラットトップピーク


真っ赤な南西斜面


ベリーを摘む人


リンドウ


西日を受けて

 12:30 離陸。コーヒー店で買ったサンドイッチを食べる。 13:10 アンカレッジ着。再び加藤さんの出迎いを受け早速郊外のフラットトップピークに専用車で向かう。

 素晴らしい青空である。途中海浜公園で下車して、海の向こうに真っ白なマッキンリー/デナリ(6194m)、ハンター(4442m)、フォーレイカ(5303m)を遠望する。ナナカマドの街路樹と自家用機のガレージがある住宅地を抜け14:44 駐車場に到着(755m)。 椀状の丘が連なる先に名前のとおり、平らな頂上の山が聳える。頂上直下は岩稜で、岩登りの技術がいるとか。期待した人もいたが、今回は手前の丘を巡るコースを取る。草原状の広い山道をゆっくりと登る。南西側に回り込むにつれクランベリー、ゴゼンタチバナ、ノコギリソウ、ブルーベリーなどが深紅色に紅葉し、強い西日に映えて丘全体が赤い。斜面には櫛歯のシャベルとバケツを傍らにクランベリー摘みの人たちがあちこちにいる。それでも今年は不作だそうだ。

 15:55 丘の頂上付近で小休止(755m)。足下は瓦礫状となり風当たりも強く冷めたい。ダウンを着込む。植生も変わり、矮小化したプリムラ、リンドウなどが瓦礫の間に懸命に生きている。アラスカの海、町、マッキンリーが一望のもとに見渡せる。北に向かう下り斜面は緑の草原に変わりトリカブト (165m),紅葉していないヤナギラン、フウロも咲く。16:30 駐車場で、おやつにどら焼きとお茶、加藤さんの手作りと聞き感激する。  
     
プリムラ                       ヤナギラン
 17:00スーパーマーケットに寄ってから18:00ホテルに戻る。19:30 日本食レストラン『熊五郎』。北方蟹(タラバ)、ロブスター、海鮮など最後のアラスカの夕食をたっぷりと楽しむ。
9月11日(火) アンカレッジ  07:10(搭乗)  AS116  シアトル11:38着 (現地時間)  シアトル 14:10発 DL155
 4:00 モーニングコール。ビスケットで腹ごしらえ。 5:15 空港へ向かう。加藤さんよりお握り(鮭と塩漬け昆布)の差し入れ。最後までなんという優しい心遣いだろう。6:30 ゲイト前でお別れする。
9月12日(水)  成田着 16:20着
9月4日(火) 9月5日(水) 9月6日(木) 9月7日(金) 9月8日(土)
9月9日(日) 9月10日(月)ー12(水