2012年7月4日(水)〜7月25日(水) 22日間 |
7月9日(月) 晴 |
ナムチェ・バザール 7:30 発 キャンズマ(3615mGPS) 10:35 着 トッレキン グ 4240m |
6:00、朝日が刻々と山頂から裾に向かい、谷間に沈む家々 が光のなかにうかびあがっていく.神々しい光が谷全体を明 るく覆い尽くし、村は喜ばしい光に満たされ、ひとの声と暮
らしの音が聞こえてくる.
7:30 出発.裏門を出て、前日辿った石ごろごろ坂をマニ岩の ある小さな広場まで登る.ニマタシの お母様、ついでお父様 が挨拶にみえる. 8:00 ここからは急な登りとなるが やがて右手に深い谷を見下 ろす日当りのよいトラヴァース道に出る.タムセルクが右手に堂々 と構えている.かなり遠方にエベレストの山頂が雲の間にちらり と、しかしたちまちまた雲の中に隠れてしまう.トチナイソウが道 端に咲く.斜面では馬が草を食んでいる.8:35 休憩 ストゥーバ(テンジン・ノルゲイ 記念碑)下 (3495m) .シャクナゲ、バラが咲く. 9:25 休憩(3510m) エベレスト、手前のローツェの方が少し高 く見える.アスターが草むらに、バラが谷風に揺れ気持ちよい.ト ラバース道は北西から北に回り込みタムセルクが遠のく.
9:55 休憩(3525m)エベレ スト展望最後の地点. ロッジが一軒、日当りのよい 前庭にアクセサリーなどが並 べてある.流暢な日本語を話 すハンサムな男性が応対.エ
ベレスト登頂シェルパで、 ロッジのオーナー.ここから 私たちの宿までは5分の距離 と聞き、みんな急にリラックスして 買物に興じる.
10:35 キャンズマ Kyangjuma(3510m) タムセルグ ロッジThamsherku Lodge着.11:30 昼食 陽射しが強いが、風は 冷たい. それぞれシュラフやマット を干す. テラスでおしゃべり.元気 いっぱいの西洋人女性3人、シェルパ、西洋人男性などが前の道を通り過ぎて行く.
クム ジュン方面に目を向けると材木を運ぶボッカが行く.間もなく霧が掛かる. 15:00~16:10 食堂でお茶(抹茶を点てる)、雑談.
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夜明けのナムチェ |
ニマタシのお母さん |
エベレスト |
ローツェ、アマダブラム |
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タムセルク |
キャンズマ着 |
アマダブラム |
タムセルク |
7月10日(火)快晴のち霧 |
キャンズマ 7:20発 ポルツェタンガ(3642mGPS)10:50 着 トレッキング 4115m |
5:40 カーテンを開けると正面にローツェ、カンテガ(?)、アマダブラムが.青白く聳え立つ.陽が射し始める.
6:15 あっという間に朝日はアマダブラムの頂上と重なる.誰もこの素晴らしい一瞬の光ショーを予測せず、撮影は間に合わずただ見上げるばかりであった.
7:20 出発、シャクナゲの林を行く.緩やかの下りで、少しじめじめとして、薄暗い.
7:30 クムジュン、カラバタール、ゴーキョの分岐点. 7:55 休憩(3570m).眼下にサナサ村、右手奥にクムジュン、ホテル エベレス・ヴュー方面が見渡せる. 日当りのよい 草原の斜面( クーンビラ5761mの斜面)をトラヴァース.下方の平地に立派なホテルが見える.ドイツ人経営とか、どのようにアクセスするのだろう.
8:40 休憩(3715m) 9:00 霧が出て風景が見えなくなる.矮性のテンナンショウ、トチナイソウの群生. 9:30 モン・ラMong-la (3964m GPS)着.濃霧.時折、登って来たトラバース道や対岸の台地ポルチェ村が垣間見える.
10:00 出発.シャクナゲの林、見事なトチナイソウの群落を横目でみながら急下降.滝を横切る. 10:48 ポルツェタンガ(3642mGPS) ゴンジュバ ゲストハウス着.ロッジ背後も正面も切り立った断崖、谷底には沸き立つ急流が見え隠れする.ロッジより一段下方に民家が一軒. 昼食;精進揚げ、うどん、イワシ缶詰、りんご
12:30 滝でタオルなど小物を洗う.
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分岐点 右はカラパタール方面 |
サナサ村を見下ろす |
遥かアマデシダルを望む |
モンラへの道 |
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