2012年7月4日(水)〜7月25日(水) 22日間 |
7月16日(月) 霧雨 10℃ |
ドーレ 7:25発 キャンズマ 13:00 着 トレッキング7600m |
7:25 霧雨のなかを出発.トラバース道を緩やかに下るが、谷側も山側も霧, 道際の草花も矮性シャクナゲも濡れて花を閉じている.
シャクナゲの森に入り、滝を通り過ぎる. 8:15 休憩(3786m) 10分間. シャクナゲの森を抜けた明るい台地.5日前、見事だったトチナイソウの群落は色あせている.再び急な下り.鹿と出会う.
8:50 ポルツェタンガ ゴジュンバ・ゲストハウス(7月10日宿泊)で20分休憩. ここからはモンラに向けて急な登りである.ここでも往路では最盛期だったトチナイソウは色褪せ、時の移ろいを感じる.左手は千尋の谷. 9:45 休憩 濃霧 雨も少々混じる.子牛を連れ、カルカに向かう家族2組が下っていく.
10:20 モンラ (3972mGPS) またもや霧で展望はない.ロッジで昼食.持参したカタをタルチョに縛りつける.
12:00 出発 ひたすら下りである.高度が下がり霧地帯を抜けると眼下にサナサ村、その先にキャンズマが見えてくる. |
眼下にサナサ村 |
12:50 カラバタール、クムジュン方面との分岐点に出る.大きな岩の下を通過、このあたりはシャクナゲの林で、暗くジメジメしている.緩やかな上り坂となる.
13:00キャンズマ タムセルグ・ロッジ着 峰々は霧に覆われているが、陽射しが明るい.再び窓からアマダブラムが見える部屋で.日当りがよく、寝具は乾燥はしているが、赤、黄、緑、黒の極彩色毛布は暑苦しい.
瀬尾さん、清水夫妻が下ってくるのを眺める.意外に早い. お茶の時間まで自由時間.一本の生木(約350kg)を10人でクムジュンに運ぶのを見物、 |
7月17日(火) 濃霧 16℃ |
キャンズマ 8:00発 ナムチェ・バザール 11:25着 トレッキング 4200m |
5:20 一瞬、晴れ間がのぞき、エベレスト、ローチェ、タムセルグ、アマダブラムが姿を見せるが霧に掻き消される.
8:00 出発 晴れ晴れと気持ちのよいトラバース道を行く.霧が出てくる.10人ほどの東洋人の女性グループとすれ違う.
8:45 ストゥーパ(テンジン・ノルゲイの記念碑)下.太陽が出てきて霧が巻上っていく.山が出るのを待つが虚しい.
9:20 人家には久方ぶりの晴れ間に山ほどのシャッツや靴下、靴が屋根に垣根に干してある. タンポチェへ向かう 僧一行 と行き会う.先頭に肩輿に担がれた高僧?、後に30人ほどの信者が続く.ほどなく博物館の裏口に出る.元シェルパで写真家の私設博物館だそうだ. シェルパ族の暮らしや、日常雑器、祭事、ヒマラヤ登山の歴史などを展示してある.別棟の喫茶室でオーナーの作品を見ながらコーヒーを飲む.
11:10 帰りは庭を横切り表門から出る.軍の施設の脇を通り丘を下る. 11:23 ヒマラヤンカルチャーホーム着. 荷物はまだ到着していない.昼食後は自由行動、買物などに出かける.
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早朝のエベレスト |
ヒマラヤ街道 |
ストゥーパ |
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洗濯干し |
高僧ご一行さま |
軍施設の丘から |
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